ろまんすのかみさまを

エンタメ系レビュー。日々の細々はTumblrで。ノリノリで記事を書いて、後で読み返して赤面してます。

偏見的な目で見る『アメリ』

昨日、柄にもなくフランス映画を借りました。

正直なところ初めてのフランス映画です。

なのでまだ「おフランス」ですね。と皮肉を挟んで感想を書きます。

 

見たのは

フランス映画の代表と言われる『アメリ』

レンタル屋で目にとまった『イヴ・サン=ローラン』

の2本です。寝付けなかったので続けざまに見ました。

 

はじめに『アメリ』について

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この映画は友人から教えて貰った映画で、タイトルだけは知っていたのですが、特に借りてまで見ようとも思っていなかったんです。

 

それが、先日たまたま市内の古書堂さんに立ち寄った際、古い映画のパンフレットが詰まった箱を漁っていて、これもたまたま「アメリ」のパンフが目にとまって、ああこれも何かの縁じゃないかと手を出すまでに至りました。

 

何かにつけてこれも縁、あれも縁ってこじつけたがりな癖がでたんですな。

 

 

ざっとあらすじを書くと、神経質な母と元軍医で冷酷な父との間に生まれたアメリが、人との付き合い方を知らないまま、自分の空想の世界に閉じこもったまま育ち、周りの人間との関わりや恋を通して、自分の殻から一歩踏み出してみようとする恋愛映画です。(詳しくはWikiを→アメリ - Wikipedia)

 

 

さて、この映画の個人的な見所は2つあります。

 

1つ目は『シリアスなジョークとユーモア』

 

アメリは結構なイタズラ好きです。

例えば、嫌味な八百屋の店長の家に侵入して、歯磨きチューブを靴のクリームと取り替えたり、目覚ましの時間を早めたり。

 

父親の庭の人形を盗んで、キャビンテンダント?に頼んで世界中を旅をさせ、その写真を父親のもとに送らせたり。などなど。

 

その1つ1つが嬉々としていて、思わずにやけてしまうようなシーンが多くあります。

またイタズラをして喜んでいるアメリがとても可愛い

 

2つ目は『ああ、これぞフランスだ~って思う』ことです。

こういうと馬鹿っぽいですが、というか馬鹿です

 

フランス映画って美術作品が出てくるイメージが強かったんですが、本作でもホレみたことかって具合にルノワール「舟遊びの人々の昼食」が取り上げられてます。

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この作品を1年かけて模写する老人がいるのですが、どうしても「絵の中央で水を飲む少女」をうまく書く事ができないとアメリに漏らします。

 

この少女、アメリに似て、内気で気になる異性を眺めているだけというような視線をしています。

 

あとで調べたのですが、この少女のモデルとなったアルジェラという人物は、実際、アメリとは正反対でおしゃべりな女性だったようです。この老人は少女をもってして、アメリを勇気付けようとしてたんですね。

 

他にも、ミヒャエル・ゾーヴァの絵画が登場しているようです。(調べて知った)

 

あとは露骨すぎるまでのザ・パリジャンの日常や音楽といったのも、これぞフランスってなるものばかり。

 

 

自分が面白いと思ったのは上の2つですが、ラストシーンでは、ついに内気なアメリも意中の男性と結ばれるっていうハッピーエンドで、全体的に少女趣味な映画だったと総括します。

 

アメリのストーカー気質なところとか結構好きでした。

 

気になった方のために予告を載せておきます↓


Amelie (アメリ) - Yann Tiersen - YouTube